GLADHAND ROYAL CLASS T-SHIRTS
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GLADHANDの真骨頂でもあるパックTシャツに代表されるカットソーに、新たな織ネームを与えられたROYALシリーズが生まれた。
その内容はヴィンテージTシャツにも使われていた吊り編み機によるボディである。
今や世界的にも希少な100年以上前の吊り編み機は、現代の編み機と比べると編み立てるスピードは1/20と非常に遅い。
しかし生産効率が悪くても、ゆっくりと丸胴で編みたてられたボディは、多くの空気を含むことでふっくらとし、洗濯を繰り返すことで、ヴィンテージさながらの風合いへと育っていく。
ROYALシリーズは日本でも希少な吊り編み機が稼働する工場で職人たちによって生まれ、その製作現場からもROYALの風格が漂っている。
世界でも希少な存在となっている吊り編み機が稼働している工場は
日本国内でも数えるほどしかない。
ここではサイズごとに約80台の吊り編み機が稼働する。
0~1200本の針があり、ボディを編み込んでいく。そのスピードは
現代のシンガー編み機と比べると非常に遅く生産効率が悪いため、
時代とともに淘汰されていった。
今回のROYALシリーズには特別な織ネームが用意される、
吊り編み機で編み立てられたボディならではのストレスフリーな着心地と、
着こむことで生まれる風合いは別格だ。
吊り編み機ではボディの裏地側が外に向くように編立られていくので、
裏地の状態から表地がしっかりと編まれているのかを確認する必要が。
これは熟練の職人にしかできない。
ヘンリーネックは生地を裁断し、各部をフラットシーマで縫製する。
現在日本国内でできる最高のクオリティを追求することで生まれた
極上のTシャツはROYALの称号にふさわしい。
出典:CLUTCH Magazine Vol.81 / P136-139